にゃいっちぃと電車のきっぷ(Panda NEKO No.1 ブログ)
ホームページと連動して、鉄道模型やギミック(仕掛け)にこだわった鉄道おもちゃの製作など、鉄道関係の話題を紹介していきます。
いつも拝見しているブログのひとつで、レンタルレイアウトや中古鉄道模型を取り扱っていて、JNMAでも大変お世話になった「大阪亀屋(亀屋日記)」さんの昨日(2014/09/27)の記事に、“ロコ・接点復活剤”を(貸し)レイアウト上に使用されそうになって注意したという話題がありました。

接点復活剤については、鉄道模型用に販売されている「集電性向上剤 LOCO」(上記の製品)の影響でかなり賛否があり、いつ取り上げようかと考えていましたけれど、このタイミングで接点復活剤やグリスの話題を書くことにしました。
なお、同商品のLOCOは、私にとっては価格が高いと感じるため使用したことはありません。そのため、メーカー公式の説明やいろいろな評判については、真偽も含めて触れないことにします。

そこで、私が鉄道模型に使用している接点復活剤は、電子工作などする方ならご存じだと思われる「サンハヤト」という有名メーカーの「接点復活王」(非シリコーンタイプ)という商品です。電子系の専門メーカーで信頼していることと、本来は鉄道模型用ではなく、スライド接点用のものです。価格もリーズナブルで東京・秋葉原でも500~600円程度で購入できます。
なお、便利とはいっても、レールやレールと接する部分の車輪には使用しません。理論上は集電をよくするはずですが、わかりやすいところでは、滑って(空転して)うまく走らなくなってしまいますし、それによってトラクション(ゴム)タイヤなどがダメになってしまったりするからです。このほか、一度塗ってしまうと、完全に元の状態にもどすのは大変です。
(写真1 サンハヤト 接点復活王)
サンハヤト 接点復活王

では、どんなところに使用しているかというと、主に集電シューや集電板(呼び方はいろいろ)などです。さび止めの効果もあります。金属どうしがきちんと接触しているにもかかわらず、モーターやライトなどのための集電が微妙によくない場合に安定します。もっとも、問題がないものには、むやみやたらに使用しません。
なお、接点復活剤そのものが、電気を通すものではありませんので、昔の銀座線のように、完全にライトが一瞬消えてしまう(ちらつく)ような集電状況での効果はあまり期待できません。
このほか、大きな成果が見られたのは、KATOのレール・ユニトラックのジョイント部分(車輪と接しないところ限定)です。製品のままですと抵抗がかなり大きいのですが、この「接点復活王」を上手に使うと、1本の同じレール面どうしと同じ抵抗値まで下げることができます。※いずれの場合も、微量・拭き取り、かつよくなじませることが条件。

あと、参考までに、“禁断の”レールの表面に塗ったらどうなるのかも、テスト用のレールと車両で試してみました。「接点復活王」を薄く塗った後に、車輪が滑らなくなるまで、何度も何度もよく拭き取って走らせると、格段に集電性は向上しました。
しかしながら、他環境への影響や、予期しない不具合を起こす可能性、またサポート等を受けられなくなりますので、この方法は決してお勧めしませんし、乗り入れを行うような環境では“絶対にレールの表面(車輪との接触面)へは使用しない”ようにお願いいたします。あくまでも参考資料です。もちろん、責任もとれません。

そして、(きっかけの話題から離れて、関連の)もう一つの話題に移りますが、モーター車がうまく走らない場合の対処の一つとして、ギヤ部分に“グリス”を塗るという方法があります。
ただ、Nゲージなどの場合は、モーターや集電に原因があることがほとんどで、塗ることによるリスクもあるのため、基本的に使用はお勧めできません。
しかし、例外のような感じで、しばしば便利だと感じるのが、Nゲージ化するためのBトレインショーティーの動力です。
ギヤ同士の組み合わせがあまりよくなかったり(交換・入れ替え)、適切なグリスを使用することで、格段に走行がスムースになることがあります。
なお、このグリスも、かえって動きを悪くてしまうものに、ときどき出会うことがあります。効果を感じられなかったり、固まってどうにもならなくなってしまうようなものです。
今のところ、Bトレや鉄道おもちゃのプラレールで使用してきた実績として、 タミヤの「セラグリスHG」は、安心して使用できています。もっとも、Bトレの場合は多量に使用すると、レールほか他環境への悪影響が懸念されますので、使い方には注意が必要です。
(写真2 タミヤ セラグリスHG)
タミヤ セラグリスHG

接点復活剤やグリスは、使用するケースや取り扱いが難しいものですが、走行やライト点灯の環境を安定させるために便利なものなので、より適材適所で使用できるよう、これからもいろいろと試してみたいと思っています。
あと、これらの使用は改造行為に近いので、何らかの保証がある場合や、譲渡・中古としての手放す予定がある場合はご注意ください。参考にされる場合は、自己責任ということでお願いいたします。

※接点グリスや、ギヤの交換・入れ替えについては、過去の記事で掲載しています。(現在は、接点グリスから、一部を除き、必要な場合は接点復活剤の使用にシフトしています。)
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