にゃいっちぃと電車のきっぷ(Panda NEKO No.1 ブログ)
ホームページと連動して、鉄道模型やギミック(仕掛け)にこだわった鉄道おもちゃの製作など、鉄道関係の話題を紹介していきます。
鉄道おもちゃの「プラレールアドバンス」は、現在、E233系京浜東北線だけ手元に残っています。
昨年末に購入して、ブログでも度々掲載の「KATOの鉄道模型・Nゲージ E233系1000番台 京浜東北線」と並べてみようと、ふと思いました。
プラレールアドバンスは、脱線問題が大きく取り上げられたことから、掲載の車両を含めてNゲージのレールにはのりますが、フランジが大きくなり、(Nゲージのレール上を)走行することはできなくなりました。
(写真1 E233系京浜東北線 Nゲージとプラレールアドバンス)
E233系京浜東北線 Nゲージとプラレールアドバンス

プラレールの主な対象は小学生未満で、TOMIX(トミーテック)のNゲージは、昨年発売の商品でも「15歳未満のお子様には適しません」と書かれていて、その間の年齢(小・中学生)をターゲットとして「プラレールアドバンス」が登場しています。
なお、KATOのNゲージは、「8歳以上のお客様にお楽しみいただける商品です。」と取説などに書かれています。
おそらく、Nゲージを鉄道模型ととらえているか、玩具の一部ととらえているかなど、メーカーの立場により、このような違いがあるもの思われます。
似たようなところでは、どちらかといえばNゲージ(鉄道模型)に使い、バンダイのBトレインショーティーも、玩具メーカーだかでしょうか「対象年齢は15歳以上です。対象年齢未満のお子様には絶対に与えないでください。」とパッケージなどに書かれています。
(写真2 E233系 Nゲージとプラレールアドバンス 前面)
E233系 Nゲージとプラレールアドバンス 前面

前置きのような話が長くなりましたが、プラレールアドバンスは、絶妙という感じで、鉄道模型と玩具の中間といった感じです。
プラレールのように横広ではなく、また、Nゲージよりは短いものの、Bトレよりは長いという、ここも微妙な寸法です。
ただ、イメージとしては、かなり鉄道模型を意識したものとなっているように思います。
(写真3 E233系 Nゲージとプラレールアドバンス 側面)
E233系 Nゲージとプラレールアドバンス 側面

安全上のことを考慮しなくてもよければ、好みでいろいろと選択ができると思いますし、年齢の低いお子さんが、保護者が付き添えない環境で遊ぶには、やはりプラレールやプラレールアドバンスなどの玩具の方が安心できるかもしれません。
鉄道ブームのおかげもあり、いろいろな選択肢があるのはよいことだと思います。
JR京浜東北線に乗車していたところ、ドアの上に設置されているトレインビジョン(JR東日本のLCDを使った広告や運行案内など)で、“プラレール”のロゴに続き、プラレールアドバンスの広告が流れていました。
(写真1 トレインビジョンでプラレールアドバンス)
トレインビジョンでプラレールアドバンス

連結できるシリーズが発売されたところなので、それに合わせて宣伝していると思われます。トレインビジョンでは、少し前にフジテレビの「ほこ×たて」の番組宣伝をしていたのにも驚きましたけれど、プラレールアドバンスも予期しないものでした。
(写真2 プラレールアドバンス 迫力の8両連結シーン)
プラレールアドバンス 迫力の8両連結シーン

最後のシーンは、“検索”クリックでしたので、試しに、Googleで「プラレールアドバンス」を検索してみました。
一番はじめは、広告枠に「Amazon」(アマゾン)が出てきましたが、それ以外のトップは、プラレールアドバンス(タカラトミー)の公式ページが表示されていました。
(画像 Googleのプラレールアドバンス検索結果)
Googleのプラレールアドバンス検索結果

ちなみに、プラレールアドバンスに限らず、最近タカラトミーの公式ページは優先して順位が上位に出てくるようになりましたので、ネット戦略にも力を入れているのかしれません。

※本日は、この後もブログ記事を更新する予定です。
これからのブログの掲載予定が先にわかってしまいますが、ミスターモーターマンm4エンジン(運転じょうずAD)を使ったプラレールアドバンスの動画を撮影しようとして準備をしていました。
タイトルの話題を書くために、コースの一部を一足先に写真でお見せすることにします。
(写真1 プラレールアドバンス 700系新幹線とAJ-01 対向式駅)
プラレールアドバンス 700形新幹線とAJ-01 対向式駅

さて、本題になりますけれど、撮影にあたり試運転を開始したところ、何度走行させても、ほぼ確実に同じところで脱線を繰り返します。もちろん、これまでわかっている問題点はすべて回避しました。そこで、その場所を観察して原因を探ることにしました。
すると、小さな写真でもはっきりとわかるくらい、横方向の段差が生じていて、(特に先頭車の)車輪が乗り上げて脱線していることが判明しました。
(写真2 脱線原因となる上下方向ではないレールの段差)
脱線原因となる上下方向ではないレールの段差

まさか、グレーのレールだからかと一瞬思いましたが、そういうわけでもないようです。これは、どうしようもないので、同色(明るいグレー)の別の曲線レールと交換して解決しました。※色は関係ありません。
以前にも書きましたけれど、年代やロットなどによって微妙にレールの形状や寸法がちがうことが、脱線につながっているようです
やはり、プラレールアドバンスは、鉄道模型に限りなく近く、Nゲージでもこれだけずれていれば、おそらく脱線するのではないかと思います。
相変わらず、プラレールアドバンスの脱線で困っている方も多いようなので、参考になれば嬉しく思います。
鉄道模型のNゲージようなプラレールアドバンスは、公式の動画などで坂を上がっているものを見たことがありません。もちろん、取扱説明書には、「傾斜のついたレール」は、使用できないことになっています。
本当のところ、坂を上るのか試したくなったため、いろいろ実験をしてみることにしました。

今回テストに用意したのは、「AS07 700系新幹線」です。フランジが長いタイプの現行品です。
(写真1 プラレールアドバンス AS07 700系新幹線)
プラレールアドバンス AS07 700系新幹線

そして、初回のテストコースは、ニュー坂レール(グレー)と、坂曲線レールの組み合わせのシンプルな円周です。電池は、少し使用した状態の1.5V前後でスタートします。
(写真2 今回のテストコース)
今回のテストコース

まずは、4両すべてつなげて、内側・外側を試しました。ニュー坂レールでは、上がる途中でスリップして止まってしまうことがわかりました。
(写真3 ニュー坂レールでスリップして止まる車両)
ニュー坂レールでスリップして止まる車両

同じ条件で、坂曲線レールでも同じように、上がる途中でスリップして止まってしまいました。
(写真4 坂曲線レールでスリップして止まる車両)
坂曲線レールでスリップして止まる車両

では、中間車の動力車のみではどうかというと、後ろ側にゴム車輪がある場合に限り、ニュー坂レールをクリヤーしました
しかし、坂曲線レールは上がりきったところで、残念ながら、お腹がつかえているようで、いわゆる“亀”になって止まってしまいました。坂そのものは、ゴム車輪の前後に関係なく、坂を上がることができます。
(写真5 動力車のみで止まってしまう場所)
動力車のみで止まってしまう場所

この実験から、工夫すれば坂レールも大丈夫なのではないかと期待が膨らみます。
続けて、いろいろと試してみたいと思っています。

しかしながら、今回のようにカーペット上で走行させた場合は、やはり簡単に脱線します・・・。
ちなみに、このコースでの脱線原因は、次第にできてくる“段差”と、動力以外の“軽い車両”です。
プラレールアドバンス(発売元:株式会社タカラトミー)がはじめて発売されたときに、“脱線して楽しく遊べない!”とパニック的な騒動が起り、メーカーも広報活動から仕様の変更やパーツの追加などまで、いろいろと対策を行いました。
しかし、どういう訳か相変わらずブログの関連記事へのアクセスも多く、また検索などでも「プラレールアドバンス 脱線」というワードなどで、その解決を求めている方が多いのがわかります。

もちろん、このブログでも、できるだけガラス板のような平面上でレイアウトを作ることの推奨や、カーペット上など条件が悪いところでの設置対策(橋脚を使用して高架化など)、このほか、レールの継ぎ目に注意する(レールの段差をなくす)などを案内してきました。
また、メーカーが追加で製作した動画では、ゆがみや変形したレールの交換やレールの清掃なども呼びかけています。
(URL プラレールアドバンスの追加されたスタートアップガイド)
http://www.takaratomy.co.jp/products/plarail/plarail_advance/movie4.html
※タカラトミー公式サイトより

参考として、製品では次のような対策がとられています。
(写真1 第2弾から車輪のフランジを長くする)
第2弾から車輪のフランジを長くする
※結果、Nゲージのレールは走行できなくなり、互換性は失われてしまいました。
(写真2 ガイドレールの販売)
ガイドレールの販売
(写真3 取扱説明書~使用できないレールの説明)
取扱説明書~使用できないレールの説明

では、どうしてそれでも脱線問題が完全解決しないのかと考えていたところ、先日、既存のプラレールとプラレールアドバンスが一緒に置かれている大手量販店で購入する商品を少し長い時間悩んでいたときに、何人(何組)かのお客さんの会話などもヒントになって、これまでの問題となる条件をクリヤーさせた上で、脱線の原因を究明するための実験を行いました。すると、意外なところで問題を発見することとなりました。

それは、「車両のスイッチの操作」です。

メーカー公式のビデオでは、ガイドレール上でしかスイッチの操作を案内していませんが、実際には通常のレール上で、電源のON-OFFや前後の切り替えなど、少々力のいるスイッチを操作することのほうが多いと思われます。
このときに、感覚が慣れていないと脱線確率が非常に高まります。

“すなわち、走行中に脱線するのではなく、はなから脱線してしまうのです。”

実際に、プラレールアドバンスがはじめてで、鉄道模型をしない、うちのMERU NEKOさん(女性)に、車両をきちんと線路上にのせた状態でコツを教えずにやってみてもらったところ、予想通り上手く走らせることができませんでした。そのうち、「ちゃんと走らないからつまらない!」と、当初ネット上を駆け巡ったのと同じようなセリフが出てきました。(説明してからは、すぐにできましたけれど・・・。)
私自身も、何度もやっていて気がついたのは、スイッチを操作する際に“垂直方向の力を少し抜くと、思っている以上に簡単に脱線する”という感想を持ちました。
(写真4 スイッチの切り替えのときに力を入れる方向)
スイッチの切り替えのときに力を入れる方向
(写真5 脱線確率の高い車輪の位置・動力車の隣の車両)
スイッチの切り替えと同時に力を入れる方向

このほか、新たな問題点ではありませんが、まだまだ、既存のプラレールと同じ条件で走ると思っている方も多く、皆さんが説明書をきちんと読んだり、公式ページのビデオを見るとは限らないという単純なこともあります。(感覚的に、わかりやすく使えるというのも、玩具としては重要な要素だとも思います。)ちなみに、歴史の長いプラレールでも、レイアウトがつながらないとか、脱線するとか、永遠にいわれているくらいですから・・・。

どうにもならないようなことはさておき、原因をきちんと探った方がよいような問題点については、今後もいろいろと研究して、多くの皆さんが鉄道おもちゃで楽しく遊んでもらえるように考えていきたいと思います。
サイズ的には、正直なところやや私好みではありませんけれど(とは言っても、かなり面白いです。)、普及が難しいといわている“フランジのある車輪の鉄道おもちゃ”として、何とか成功してもらいたいと思っています。

最後におまけですが、実車や既存のプラレールでも起こる複合脱線(いろいろな要素が絡み合い、はっきりとした原因を特定できない脱線)も、非常に低い確率(実験では1回だけ)ですが、実験の結果プラレールアドバンスでもおこることはあります。もちろん、これは参考までにということで今回のテーマとは関係ありません。
※ちなみに、既存のプラレールではかなりの頻度で発生します。

★関連記事のご案内
2011/10/15の記事「プラレールアドバンスの脱線対策
http://pandaneko1.blog120.fc2.com/blog-entry-510.html

★プラレール相模鉄道7000系の続報
2012/07/21の記事で、「プラレール相模鉄道7000系」発売をお知らせしましたが、相鉄線の車内に中吊り広告が掲出されていました。
(写真6 相鉄10000系車内 プラレール7000系発売の中吊り広告)
相鉄10000系内 プラレール7000系発売の中吊り広告

こちらの販売開始も楽しみです。